NECAでの制御安全技術の国際規格創生に関しては、経済産業省の基準認証研究開発事業として平成13年度より活動し、(財)日本規格協会のフォローアップを受けながら標準化を推進しています。
またIEC/TC44は(社)日本機械工業連合会、IEC/SC17Bは(社)日本電機工業会、そしてIEC/TC65については(社)日本電気計測器工業会のご指導とご支援を得ながら連携推進しています。
これからもNECAはグローバル社会の安全構築に向かって邁進する所存です。
押していないときはOFF、中間位置まで押されたらON、中間位置を過ぎて押されたらOFFとなるOFF-ON-OFFの3ポジションネーブルスイッチ。3ポジションイネーブルスイッチから手を離しても握りこんでしまってもOFFとなり運転を停止させます。
この技術レポートは機械のコントロールシステムのデザインとオペレーションに貢献する安全通信システムを活用して安全関連のコントロール機能を実現するときに使用するガイドラインです。
IEC60947-5-1規格のメンテナンスを通じて、従来白熱球を用いた表示等のみを対象としていた規格を、LEDを用いた表示灯も包含する規格へと進化させます。
機械(ハードウェア)側の安全確保と管理(ヒューマンファクター)による安全の間で情報伝達を正しくやり取りすることにより、さらに安全のレベルは高まります。RFIDを両者のベストマッチングに応用する研究をしています。
ソフトウェアとハードウェアを融合して使用する安全システムや安全機器の普及によりそれたの機能安全性を検証することが徐々に求められてきていますが、その具体的な手順や試験・評価基準はいままで標準化されていませんでした。機能安全の検証技術を標準化することが必要であると認識し、標準化に取り組んでいます。